離乳食を開始して2カ月くらいたったある日。娘に固ゆで卵を少し与えました。離乳食の本を参考に、前日より少しだけ量を増やして…。
それから30分くらいたった後、娘が急に不機嫌に。オムツもきれいだし、抱っこしても泣き止みません。ふと「もしかしたら…! 」と服をめくると、赤い湿疹が! とっさに「アレルギーだ! 」と思い、急いで近くの病院に。薬をぬると湿疹は落ち着き、娘の機嫌も治りました。
医師からは「一旦卵を与えるのは中止して、1週間くらいしたらまたごく少量から与えてください」との指示が。
その時は、大事に至らなかったという安心感が大きかったのですが、帰宅してしばらくすると、「もしかしたら娘はこのまま卵が食べられないのでは…」と不安に。毎晩スマートフォンで「卵 アレルギー 克服」なんてワードを検索していました。
そんなモヤモヤした気持ちを知り合いのママに話したら「一度きちんとアレルギー検査を受けてみては?」とアドバイスが。
早速アレルギー外来のある小児科を予約し検査をすると、娘は卵白のたんぱく質にアレルギーがあるよう。
ただし血液検査だけではどれくらい食べられるのかわからないとのこと。後日病院で『食物経口負荷試験』をすることになりました。
『食物経口負荷試験』とは、実際にアレルギーのある食品を食べて症状を確認する検査。病院で行うため何か症状がでれば、すぐに診察してもらえます。
1回目の試験は卵1/2個を使ったかぼちゃケーキ。自宅では1/4個程度しか与えていなかったのでやや不安がありましたが、無事にクリア。その後は週に2回以上は同量の卵を食べるようにして、3か月後に受診してくださいと指示がありました。
それからは病院で教えてもらった通り、火が通るよう薄く焼いた薄焼き卵や、細かいパラパラ状のいり卵を与えていましたが、アレルギー症状はでず。
3か月後に受診をすると、今度は卵1個にチャレンジすることに。今度のメニューは卵焼きで、しっかり火が通るよう焼くコツも教えてもらいました。
試験当日、やっぱり不安がありましたが、無事にクリア!
医師からは「これだけ食べられれば保育園の給食も大丈夫よ」とのコメントが。ほっと一安。
娘は今では卵焼きが大好きになり、作ってあげると真っ先に間食! おやつに卵入りのホットケーキを一緒に食べたりできるようになりました!
とはいえ、与える卵が半熟状態だったり、子どもの体調が悪かったりするとアレルギー症状がでやすいよう。これからも慎重にいきたいと思います!
※エピソードはあくまで個人の体験です。正しい治療法や効果を示すものではありません。
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