ごはんをじょうずにモグモグできるようになったら、1日2回食へ。マッシュやツブツブが食べられるようになる時期です。始めはみじん切りからスタートし、赤ちゃんが舌で潰せるくらいの柔らかさにします。
目安は絹ごし豆腐やプリンくらいの固さ。味付けに醤油を使ってもよいですが、ごく少量を心がけてくださいね。早いうちから調味料の味に慣れてしまうと、味覚が育ちにくくなります。だしの風味や素材を活かした調理が何より基本です。
使える食材の幅が増えるのもこの頃から。野菜、肉、魚、麺類、パンはもとより、栄養豊富な納豆も取り入れましょう。食事から栄養を摂取する割合が増えます。
たんぱく質が豊富な食品と、穀類や野菜、果物をバランスよく組み合わせて。メニューの幅も広がります。いろんなレシピを参考にしつつ、頑張りすぎずに離乳食作りを楽しんじゃいましょう♪
「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれるにんじんを使った一品をご紹介します。子どもが嫌いな野菜によくランクインしていますが、体の免疫機能を保つβカロテンや食物繊維、ビタミンB1などを豊富に含みます。にんじんはボイルすることでβカロテンの吸収力がアップするんですよ! 今のうちから味に慣れさせたいですね。
栄養満点! にんじんの豆腐和えレシピ
くちあたりさっぱり! たんぱく源もプラスできますよ♪
〈材料〉
にんじん…25g
絹ごし豆腐…40g
だし汁…少々 ⇒簡単クイックだしの作り方はこちら
〈作り方〉
1 にんじんの皮を剥いていちょう切りにする。柔らかく茹でたら、湯を切ってフォークなどで粗く潰す。
2 豆腐は熱湯でさっと茹でる。湯を切ったら粗くすり潰す。
3 1・2を器にいれ、だし汁を加えて混ぜたら完成。
調理も簡単な豆腐を使ったお手軽メニュー。栄養もとれるし言うことなし! パクパクたくさん食べてほしいですね♪