年々実感する異常気象。
幼い子どもを持つ親としては、少しでも地球にとってよいことができたら、と思いますよね。
今回は「ストップ温暖化センターとちぎ」のセンター事務局長増渕さんに、自宅で簡単にできるエコテクニックについて教えていただきました!
エコに貢献するだけでなく、光熱費を削減することもできますよ♪
エコテク リビング編
この時期、帰宅すると部屋にこもった熱気に「うわぁ」となる人も多いはず。
帰宅後はまず窓を開けて、熱気を逃してからエアコンをつけましょう。エアコンの消費エネルギーをぐっと抑えることができます。
この時、開口部の高低差を利用して、対角線上にある窓やドアを開けて風の通り道をつくります。
暖かい空気は上に行くので、上の窓を開け、下から空気を取り入れます。扇風機やサーキュレーターを併用し、部屋の外に向けて使うとなお効率的です。
また、エアコンは稼働し始めが一番電力を消費します。2~3時間程度の外出なら、エアコンは消さずに出かけても問題ナシです!
羽の向きは、夏は上向きにして天井付近の熱気を冷やしながら床下に風が行くようにし、逆に冬場は下向きにして床にたまった冷気を暖めながら部屋中に循環させましょう。
オススメのLEDライト↑ 普段は部屋を照らすLEDライトが、いざという時に取り外せば懐中電灯に変身!
部屋の中の照明は白熱電球よりもLEDライトがおすすめ。消費電力も抑えられて、電気の寿命も10年と長持ちです。
なんと、白熱電球が発する熱は74度にもなるんです! 冬場はともかく、夏は避けた方がベターですね。
エコテク キッチン編
24時間・365日稼働し続ける冷蔵庫。物の入れ方によってグンと消費電力が抑えられます。
冷蔵庫のポイントは、冷気は上から下に流れるので、一番上の段は奥の壁が見えるようにして、全体的にすき間をつくりながら物を入れましょう。
逆に、冷凍庫はぎっしり詰める方がお互いに冷やしあうので冷却効果がアップし節電につながります。
庫内の温度設定は夏場は中、冬場は弱に。冷やしすぎによる無駄な電気代が削減できます。
エコテク ベランダ・窓際編
熱気は窓から入ってきます。窓の外に日陰をつくってくれる、グリーンカーテンを利用して熱気を防ぐのもひとつの手です。
「植物に手をかけられない」という人には、洗濯したシーツや布団カバーを窓ぎわで干すのがオススメです。手軽にグリーンカーテンの替わりになりますよ♪
国連サミットでも、すべての国で気候変動への対策をとることが決められ、問題は地球規模になっています。
自分にできることを今からはじめましょう!
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